稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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能登半島地震マイノリティー支援百年芸能祭

能登半島地震での在日韓国人の被災状況を調査するために、「こぎつねの森の家」の辛淑玉(シン・スゴ)氏は2月に現地入りされました。百年芸能祭関西実行委員会では、この活動を支援するための、浪速区大国町の社会福祉法人「ピースクラブ」のご厚意により…

百年芸能祭が次々に増殖 次の次は「態変」だ!

2月に東京でご一緒した大熊ワタル氏から、4月に関西に行くので、何かできないか?という話があり、やろうやろうと場所探しをしているうちに、メタモルホールが候補に挙がり、今度は、金滿里氏が、大熊ワタル氏に「ウサギのダンス」をリクエストに出すとい…

反骨と抵抗の百年芸能祭 in 東京仙川

東京公演の初日は、「被災物-モノ語りは増殖する」(かたばみ書房)刊行記念イベントが行われました。この「本」(ほん)は、まさに、我々が足で紡いできたモノ語りである。しかしそれは、あるひとつの断面にすぎないが、そこから、また新しいモノ語りが始…

2024年百年芸能祭第1回目

昨年の百年芸能祭の正確な数は不明ですが、把握できただけでも50回以上は「百年芸能祭」を掲げた企画が開催されたようです。今年の百年芸能祭第一号は、大阪生野の聖和教会での「ちまたライブ」参加でした。イスラエルによるパレスチナ大虐殺に抗議して、…

2024年甲辰激震 百年芸能祭はつづく

2024年きのえたつ。関東大震災101年目が能登半島大震災で始まりました。亡くなった方々の冥福をお祈り申しあげるとともに、いまだに行方不明の多くの方々の一秒でも速い救出を願うばかりです。又、追い打ちを掛けるような、羽田での事故も震災関連で…

ストップ ジェノサイド 大晦日融通念仏

クリスマスの頃に、パレスチナの戦争犠牲者が二万人を越えたと聞いて、耳を疑った。有らざるべきコトが起きている。このとき、二万回念仏をしようと決意した。 六字念仏百回は約三分。二万回は約十時間。これぐらいのことは、しないではいられないと思った。…

2023年さようなら百年芸能祭

関東大震災100年忌の締めくくりが、東京の千歳烏山だったことは、朝鮮人虐殺の記憶をまた、百年先に届ける為に、適所であったと思う。その烏山神社の「椎の木」に届けよとばかりの怒濤のライブ。尊敬すべき中川五郎氏のいわゆる関東大震災三部作と再び共…

百年続く百年芸能祭の101年目がスタート

2024年きのえたつ。百年芸能祭はこれから百年続けます。そのまた一歩。融通念仏というのがありますが、その一歩が、それぞれの参加者(主客一体)の数だけかけ算される。そうやって粘菌のようにはびこっていけば、いつかは「変わる」。表はいつか朽ち果…

2023年 関東大震災100年忌 大締め

関東大震災百年目の2023年が怒濤の如く過ぎ去ろうとしております。微力ながら、やれることはやったかな。しかし、これからの百年への狼煙をあげたに過ぎないので、ここでピリオドを打つわけにはいかない。ライフワークとしての「祭文」が、また新たな段…

百年芸能祭@水俣

2023年12月2日水俣百年芸能祭の初日は、百年座談会から。国家というものが自体が、犯罪組織であり、特定の個人のための搾取機関であることが、それぞれの百年座談の中で明確に浮き彫りにされた。しかも、どの百年も、その根本は奴隷的な資本主義・植…

こんな世の中ぶっ飛ばしてええじゃないか百年芸能祭

残念ながら中止となりました。

東京百年芸能祭の三日間

ようやく、涼しく秋らしくなりました。山はキノコ盛りですが、百年芸能祭も益々増殖中です。東京百年芸能祭の粘菌がじわじわと日本を侵食するのでした。 第一日目は、2年ぶりの「ギャラリービブリオ」での「旅するカタリ」の開催でした。コロナを生き延びて…

衝撃の乾真裕子個展「玉繭」

美術を評する力は私には勿論無いが、乾真裕子の作品は私には、肉弾的パフォーマンスとして、美術というより芸能に見える。上の写真も作者自身の変態である。 彼女は最初、「葛の葉」について聞きたいと尋ねてこられた。その時には「竹取物語」という奇妙な映…

百年芸能ゲリラ IN 東京 10月

10月は東京を襲撃いたします。 第一日目 10月27日 旅するカタリ 東京国立 ギャラリ-ビブリオ 19:00開演 要予約 第二日目 10月28日(土) ケセランはちらん 午後1時から 三鷹市野崎 スペースはちのこ チンドン訪問 夜は、 東京駒込 東京琉球…

2023年9月2日 百年大芸能祭開催

「いのちはびこる」粘菌的増殖が一段と活況を帯びた。そんな一日だった。 朝、七時には奈良を出発。なにがあるか分からないから余裕をもって出かけたが、8時には「いくのパーク」に着いてしまう。プログラムに無いあることをどうしてもしなければならないの…

いよいよ百年大芸能祭開催日近づく

さあ、いよいよです。百年芸能祭の狼煙が各地で上がっています。奈良の天理でもあげてきました。「十五円五十銭」を語り継げ。 youtu.be 百年大芸能祭 2023年9月2日(土) 於 生野パーク

はびこる百年芸能粘菌 in 高槻

東海道本線高槻の駅前に「南風楽天」というお店がある。演奏していると、電車が通っていくのが見える。ここで、百年芸能祭が行われた。呼びかけ人は、横ちんこと横江邦彦氏。以前、松田くばくさんとのコンビで、京都のパラダイスガレージで百年芸能祭を開い…

三味線のコード弾き練習

伊那谷の知り合いに田中宏氏がいる。詩を書いたり絵を描いたり多才である。SNSでたまたま、彼の詩を目にした。 この時代は、ひとつの"大多数"主義にむかって不確かな航海をしている。 ぼくらは、とっても気持ちの悪い「船酔い」をしているのに それを感じな…

関東大震災朝鮮人虐殺事件百年忌

山伏をやっている理由の一番目は、弔ってもらえなかった魂を弔う仕事をしようということだ。例えば、日々参る山でも、弔うのは無縁の寄せ墓である。今、お盆のまっただ中で、その山も大変な賑わいなので、私の山行きはお盆休みにする。 そうした弔いの対象は…

語り物の進化形 祭文ブルース 

真夏は、三味線の管理に非常に気を使う、今年も猛暑の為、中子(なかご)の膠がとけて、外れてしまうアクシデントに石垣島で見舞われた。勿論、車に放置するは論外。なるべく涼しいところを選んでも、である。 そこで、おくるみを、アルミ断熱シートで自作し…

百年芸能祭 in 高槻 南風楽天

9月2日の「百年 大 芸能祭」の前に、高槻で、百年芸能祭 やるで。 8月19日 南風楽天 にて、八太夫は「十五円五十銭」など 今度は、横ちんと、くばくさんと、伴戸さんと、四つ巴(?)で、やります。

粘菌的百年芸能祭 9月2日開催 いくのパーク

関西に拠点を移して4年。ピヨピヨ団としてはじまった活動が、関東大震災百周年を契機に、その菌糸をさらに拡大。百年芸能祭という全体像が、今、出現しつつある。まさに、現在進行形に息づいており、鼓動が聞こえる。こんなふ---にだ。 もっとも尊敬すべ…

石垣島 百年芸能祭 八重山戦争犠牲者慰霊

6月23日に沖縄では、戦争犠牲者の慰霊式が各地で行われる。石垣では、山里節子さんが率いる「おばあの会」が、公式行事の向こうを張って、毎年心のこもった歌で、慰霊を行ってきた。今年、初めてその慰霊の日に、石垣の地を踏み。ピヨピヨ団として御霊の…

百年芸能祭参加 イ・サンウン来日ライブ

日本におけるKーPOPの先駆的存在である「イ・サンウン」。1988年、大学1年の時(カンビョン)歌謡祭に参加して歌った「ダムダディ」が大賞を取り、そのままデビュー。あっという間に大ヒット、という輝かしい経歴がある。しかし、その後、商業的ビジネス…

粘菌的化学変化が起きた夜 in Paradise Garage

いったに何が起きるのだろうかと、密かに期待していた「百年芸能祭Ⅳ in Paradise Garage」。やはり、化学的反応やら、粘菌的増殖やらが起きて、百年先まで、共鳴させ続けるエネルギー = 「祭りパワー」なるものが、唸りをあげたように思えた。かつて南三陸…

第4回 百年芸能祭 in Paradise Garage

5月20日、いよいよ明日です。 今回の芸能祭では、「鎮魂」と「供養」ということを深く思うのだが、そもそもライフワークの「説経」自体が、四百年も前から、鎮魂と供養の為の物語だったのだと、改めて気づかされた。そして、新しい神を立ち上げて、物語を…

水俣浄瑠璃(みなまたじょろり)in スペースふうら

旅するカタリ(姜信子×渡部八太夫)と、ケセランぱさらん(太田テジョン×深田純子)がガッチリと組んで、新たな浄瑠璃(じょろり)の世界を創り出す新企画。ざーざーぶりの雨のにもかかわらず、予想以上の大入りで、大変有り難う御座いました。満員御礼!!…

百年芸能祭参加ライブ 5月20日

京都五条大宮にあるカフェパラダイスガレージは、ユニークなお店。真言宗のお坊さんがマスター。オムライスが絶品。このお店では「オープンマイク」というライブを毎月やっているのですが、百年芸能祭の趣旨に賛同して、百年芸能祭の日をつくってくれました…

中将姫 1249回忌 雲雀山青蓮寺

奈良県宇陀にある中将姫ゆかりの寺、雲雀山青蓮寺。奈良市に越してからは、欠かさずに参拝させていただいている。といっても、年に二回。除夜と修生会、そして中将姫の会式。もっと足繁く通いたいところだが、車でも二時間以上かかる山奥、なかなかおいそれ…

「旅するカタリ」再スタート4月29日 しらぬいじょろり

先日来お知らせしましたように、2023年の「旅するカタリ」企画は、 当初の計画を全面的に変更し、新たな企画で再スタートすることにしました。 再スタートの新企画は、ズバリ「不知火浄瑠璃(しらぬいじょろり)」 これは、石牟礼道子さんの世界というこ…