かたり・三味線教授いたします。
稽古場:千年文庫 八王子市戸吹町332-6
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千年文庫

河原坊

宮沢賢治が続きます。だんだん面白くなってきました。春と修羅第二集の三七四「河原坊」は、そのまんま山伏の話です。残念ながら、早池峰山に登ったことがありませんが、かなり厳しい山であることは間違いないようです。その上、現在、この河原坊ルートは崩…

マグノリアの木

今月は、宮沢賢治の作品から、三作目「マグノリアの木」に取り組んでみた。賢治の地平が「法華経」ということなので、法華経もつまみ食いをしながら、解読作業を進める。修行で険しい峰を踏破することは山伏として当然の修行ではあるが、まさに、「マグノリ…

新しいクニ造り

今日、この言葉に出会った。 『天の監督を仰がざれば、凡人墜落。国民監督を怠れば、治者盗を為す。』 『真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を荒らさず、人を殺さざるべし』 どちらも、田中正造翁の言葉。 昨年、足尾で手に入れてきた。桜石を手に…

虔十公園林

不得意だった宮沢賢治が、だんだん、少しずつわかってきた。賢治の山伏的側面にとっかかりを見つけて、まず「原体剣舞連」に取り組んだのが1月のことだった。2月は、山尾三省の「野の道ー宮沢賢治という夢を歩くー」という本が、実にすばらしい先達を務め…

八太夫会恒例 弾初会 臨時ニュースあり

世のご多分にもれず、平成最後のお弾き初め会です。期せずしてその年が、還暦の歳に当たりはしましたが、前々から、この折り返しに、最終ラウンドをもう一度、仕切り直そうと考えておりました。そういう思いの反映なのか、いろいろな事柄や身辺が、この年に…

十五円五十銭 

昨年12月に、正月用の「トック」を買いに新大久保の韓国広場に出かけた。その時、立ち寄った「高麗博物館」で出会ったのが、壺井繁治氏による詩「十五円五十銭」だった。関東大震災の時に起こった朝鮮人虐殺事件は、折口信夫氏の「すなけぶり」で知っては…

現代説経集 姜信子

今月、4月の下旬には、ぷねうま舎から、姜信子の著作が出版される。 「現代説経集」 日本は、明治以降、ずっとへんてこりんな狂った世界だ。江戸時代より以前が、諸手を挙げてとっても良い世界だったと思っているわけではないが、どっちが人間的に暮らせた…

八太夫会 新年 お弾き初め会

恒例の八太夫会新年弾き初め会が、恙なく開催されました。本当に、恙なくというやつです。年々歳々、多少の入れ替わりがありながら、途絶える事無く続いていることは、本当に、稀なことだと思っています。その上、今年は又、新弟子を迎えて、より華々しく年…

尾崎紅葉作 鬼桃太郎

え?なに?鬼桃太郎?って何よ?尾崎紅葉がそんなもの書くの? 幼年文庫かあ。知らなかったな。どれどれ。ほお、くだらないねえ。中身もなにもあったもんじゃないね・・・そう、中身はないようだが・・・なんだか・・・節に乗るか?・・・えええ?・・・不思…

九州での拾いもの

熊本の旅の最終日の予定は、唐津で「佐用姫伝説」の調査でしたが、この日の九州北部はものすごい雨でした。鏡山に上がりましたが、車の外にも出られない程の降り方です。海を眺めるどころではありません。大雨洪水警報が出たので、急いで下り、調査は中止。…

説経祭文 薩摩若太夫正本 三庄太夫 全36段 

今年は、どういう風の吹き回しなのか・・・仕事が説経祭文の方に向いています。昨年から取り組み始めた、古説経正本のテキスト化が停滞している分、説経祭文のテキスト化が随分と進みました。説経祭文「三庄太夫」は、七段目「宇和竹恨みの段」で停まってい…

web 千年文庫 「中将姫」めぐり

既に説経「中将姫」原文を八太夫ホームページに掲載しましたので、ご覧下さい。 中将姫は、この寺で生まれたという。残念ながら、拝観することはできませんでした。 (奈良市:奈良町にある誕生寺) 誕生寺の近くにある、高林寺は、中将姫が御修行された寺と…

web 千年文庫 「松浦長者」 小夜姫をたずねて

既に、八太夫ホームページ「松浦長者」で、説経原文を掲載してありますので、ご覧下さい。 「松浦長者」は、竹生島弁財天の由来を語る本地物ですが、お話しのスタートは、奈良の壺坂です。松浦長者は、財はあっても子宝にめぐまれませんでしたので、長谷観音…

Web 千年文庫 NEW 「説経祭文の部屋」開設

既設の「説経正本」の部屋も少しずつ、アップしていますが、何しろ長大な物語ばかりで、不明な箇所が盛り沢山ですから、なかなか進みません。気長にお付き合い下さい。 そんな中、仕事の都合上、新たに「説経祭文」の部屋を増設いたしました。テキストがあま…

web千年文庫 新着情報 角田川

馬喰町ARTーEAT公演1月22日、23日の両日とも、猿八座は「角田川」を演じます。まさに隅田川のほとりですから、又と無い機会です。木母寺の梅若塚にもお参りできそうです。 木母寺梅若塚(H25年3月撮影) さて、説経角田川(全六段)の内、今回、猿八座…

Web千年文庫 新着情報  百合若大臣

説経正本の部屋 熊野之御本地(ごすいでん)・松浦長者(小夜姫) につづいて、 説経正本「百合若大臣」をアップしました。 http://wata8tayu.jimdo.com/new-百合若大臣/ 読み直してみると、間違いや新たな発見が沢山ありました。 特に、「幸若舞」のテキス…

web千年文庫 開設!

かたりもの 八太夫会では、 主宰の渡部八太夫が、長年、説経、説経祭文、古浄瑠璃の物語を自身の勉強用としてデータを集積してきました。 このたび、その一部を、web上に「web千年文庫」として順次アップしていくことに致しました。 まずは、「説経正本」の…