世のご多分にもれず、平成最後のお弾き初め会です。期せずしてその年が、還暦の歳に当たりはしましたが、前々から、この折り返しに、最終ラウンドをもう一度、仕切り直そうと考えておりました。そういう思いの反映なのか、いろいろな事柄や身辺が、この年に結節を結ぶように、変化してきたようです。
というわけで、本日の臨時ニュース。八太夫会の八王子稽古所/千年文庫は、本年の8月末に閉鎖することになりました。平成とともに去りぬ。移転先は、奈良です。
なんで、奈良?
まあ、当然いろいろな理由があるわけですが、一番大きいのは、ここに居る必要がなくなってしまったということです。どうやら土地の呪縛からは解放されたようです。
どうして奈良?
の答えにはなりませんが、新しいラウンドを・・・(若い頃は、あまり好きではなかった・・・)関西で暮らすことに決めました。
数少ない会員の皆さんには、突然の発表で、ショックとなったようで済みませんが、会は、解散するわけではありません。今後も稽古を続けてまいりましょう。
さて、以下、戸吹稽古場並びに平成最後の弾き初めの様子。長唄を三曲。語り物を四曲と長々やりましたが、どれも熱演でした。個性丸出し、というのが当会のよいところです。
さて、来週の土曜日26日は、西荻窪の忘日舎でのカタリの会ですが、既に満員御礼でございます。ありがとうございます。お気を付けてお運びください。