大阪淀屋橋のカフェカフェ周での企画の番外編。
旅する異人(まれびと)たちの秋の大芸能祭
~ おわりを越えて めぐる命の はじまりのうた ~
10月11日です。
豪華ゲストを迎えての特別企画
午後3時より
第一部
① 瀬尾夏美&小森はるか
映像作品「あたらしい地面/地底のうたを聴く」(21分35秒)
陸前高田市森の前地区にある五本松という大きな石。昔から一里塚のような存在だったその巨石は、子どもたちの遊び場となり人々に親しまれていた。大津波でも流されずに残ったが、かさ上げ工事によって埋まることが決まる。最後に何かがしたいと、まちの人々は石を囲んで盆踊りをした。お別れを前に聞き取った石にまつわる記憶と、移り変わる石のある風景を記録した作品。
②神野知恵
映像作品「悪魔を払う伊勢大神楽」(20分43分)
伊勢大神楽(いせだいかぐら)とは、三重県桑名市太夫を本拠地とし、西日本各地で獅子舞による厄祓いの巡行を行う芸能者のことである。現在も5組の社中が年間を通じて旅を続けており、たとえば森本忠太夫組は、正月は滋賀、春は京都、夏は岡山、晩夏は瀬戸内海の島々を巡り、秋は丹波篠山を廻って一年を締めくくる。この映像は、森本組の瀬戸内海での様子を中心に、伊勢大神楽と地域の人々との関わり合いを記録した作品である。
第二部 17:00から
異人饗宴/マレビトトアソブ
乾杯ドリンク&軽食付
<一緒に遊ぶ人たち>
神野知恵 withピヨピヨ団
瀬尾夏美
音曲パラダイスショー ケセランぱさらん
旅するカタリ(祭文語り八太夫&姜信子)
安聖民(パンソリ唱者)&趙倫子(鼓手)
ブルースバンド ケセランはちらん
<参加費>
第一部のみ参加 2000円、
第二部のみ参加 4000円
(乾杯ドリンク&軽食付き)
第一部、第二部、ともに参加の場合、
5500円
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出演者紹介
瀬尾夏美 アーティスト
1988年東京都生まれ、宮城県在住。アーティスト。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。岩手県陸前高田市を拠点とした制作を経て、2015年、仙台市で一般社団法人NOOKを立ち上げる。現在は“語れなさ”をテーマに各地を旅し、物語を書いている。ダンサーや映像作家との共同制作や、記録や福祉に関わる公共施設やNPOなどとの協働による展覧会やワークショップの企画も行う。著書に『あわいゆくころ――陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)がある。
小森はるか 映像作家
1989年静岡県生まれ。東京芸術大学大学院美術学部先端芸術表現科修了。映画美学校修了。東日本大震災後、ボランティアで東北を訪れたことをきっかけに瀬尾夏美(画家・作家)とアートユニットとして活動開始。2012年、岩手県陸前高田に移住し、人の暮らしや語り、その佇まいを映像で記録している。2015年、仙台に移居。一般社団法人NOOKの立ち上げに携わる。主な作品に「the place named」(2011年)、「波のした、土のうえ」(2014年/瀬尾夏美と共同制作)、ドキュメンタリー映画「息の跡」(2016年)。
1985年、神奈川県生まれ。2006年に韓国梨花女子大学に交換留学し、全羅北道高敞農楽を学ぶ。2016年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了、博士号(音楽学)取得。同大学音楽学部楽理科教育研究助手を経て、現在、国立民族学博物館機関研究員。世界の音楽の研究、とくに、韓国の民俗芸能の「農楽」や、日本の「伊勢大神楽」など、家を廻って演じるお祭りや儀礼の芸能に注目している。著書に『韓国農楽と羅錦秋――女流名人の人生と近現代農楽史』(風響社 2016)
パンソリ唱者安聖民
大阪市生野区に在日3世として生まれ、幼少の頃から修練を積まないと習得できないといわれる韓国の伝統芸能パンソリの唱者を、大人になってから本格的に志す。
漢陽大学音楽大学院国楽科修士課程を修了。
重要無形文化財準技能保有者候補・南海星(水宮歌)に師事し、2016年履修者認定。
2013年 第40回南原春香国楽大典にて審査員特別賞受賞。
2016年大阪・大槻能楽堂にて「水宮歌」完唱公演。
稀有な在日のパンソリ唱者として活躍中。
今回の第二部、宴の時間には、パンソリではなく、パンソリの源にある巫歌の流れを汲む「액맥이 타령」等を歌う予定。
「액맥이 타령」は一般的に、年の初め(旧正月)に、日本で獅子舞や神楽が門付けに来るように、芸能者が家々をまわって祭祀を行う際に歌ったもの。年の初めの祈りの歌。
ブルースバンド ケセランはちらん with ピヨピヨ団
★音曲パラダイスショー ケセランぱさらん +旅するカタリで、妖しいブルースバンド。そして黄色いテロリスト(!)ピヨピヨ団が加わって破壊的音楽集団出現!
八重山民謡歌います。
韓国アンダーグラウンドブルース歌います。
宮沢賢治歌います。
アニソン歌います。
イタリアのパルチザンの歌、歌います。
要するになんでもやります、
ブルースで、ロックならば!
<問い合わせ・予約>
090-4308-7368(周:稲本)
<カフェ周へのアクセス>
https://amane.space/access/
追伸:猫のSUZUですが、ムティアン投与の甲斐あって、コロナウイルスは検出できないレベルに
なり、胸水も再吸収されました。食欲も出て、体重も増えて、元気になってきました。本来の
強引な性格も戻ってきて、TETSUの餌まで狙っていたり、走り回るようになりました。
まだ、腎臓の数値がやや低く、投薬の日々はつづきますが、快復しつつあることを、報告申し
あげます。この薬の効果は明らかです。かなり高価な猫になりますが、高価なのは、日本で
承認されないためです。この薬の日本で承認させるためのキャンペーンにご協力ください。