毎日、はらはらですね。今日はいったい何人がコロナにかかるのか・・・ひょっとしたら自分か???営業自粛はいつ始まっていつまでなのか、大阪ではもうはじまりましたけれど・・・
しかし、祭文というものは、やるのも聴くのも供養ですから、やめるわけには行かないのです。こんな金ずくめの社会で、つまり資本主義に犠牲になった人々、現に犠牲になっている人々、そしてこれから犠牲になるであろう人々の為に供養するのです。それは、山伏のする逆修のようなものです。毎日、葬式をするようなものです。
今年の最後のテーマが、ハンセン病の詩人「谺雄二」であっことは、誠にタイムリーだったなと思います。谺雄二が繰り返し述べたように、「普通の病気なのに」なんで?ということです。普通のことが普通に行かない。それだけで、もうおかしいのです。
だから、「声」にしなければ、それが、そもそも「語りもの」の役目だと思って語ります。
今回も、常連さんだけでなく、わざわざ遠路来ていただいかた方もいらっしゃいました。その期待に応えるべく、来年も「スペースふうら」での「声」の活動を続けて参ります。さて、12月は淀屋橋のカフェ周での、最終回です。12月13日は夜7時開演。6時開場で、食事もお酒もOK。スペシャルゲストは中川五郎さん。他では聞けないジョイントを計画中。コロナをぶっとばせ忘年会。やります。