2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
既設の「説経正本」の部屋も少しずつ、アップしていますが、何しろ長大な物語ばかりで、不明な箇所が盛り沢山ですから、なかなか進みません。気長にお付き合い下さい。 そんな中、仕事の都合上、新たに「説経祭文」の部屋を増設いたしました。テキストがあま…
二週間の猿八祭り。折り返しのイベントは、真冬の怪談話二題。季節はずれではありましたが、大勢の皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。 第一部「耳なし芳一」 第二部「対談」 浪曲師玉川奈々福さんにご足労いただいて、説経祭文や浪花節の共通…
馬喰町ARTーEAT公演1月22日、23日の両日とも、猿八座は「角田川」を演じます。まさに隅田川のほとりですから、又と無い機会です。木母寺の梅若塚にもお参りできそうです。 木母寺梅若塚(H25年3月撮影) さて、説経角田川(全六段)の内、今回、猿八座…
八太夫会恒例の弾き初め会が開催されました。途中から、おきゃくさんも来ていただけたので、狭い稽古場が、満員御礼に。新年早々に賑やかなことは、なによりも有り難い事です。 今年は、浄瑠璃系が更に充実しました。 まずは、集合写真 文弥節:山椒太夫(鳴…
説経正本の部屋 熊野之御本地(ごすいでん)・松浦長者(小夜姫) につづいて、 説経正本「百合若大臣」をアップしました。 http://wata8tayu.jimdo.com/new-百合若大臣/ 読み直してみると、間違いや新たな発見が沢山ありました。 特に、「幸若舞」のテキス…
邦楽の稽古というものは、一口で説明できるものではありませんが、「素敵だな」と感じるものがあれば出来るようになるものです。私が、そうでした。私が三味線を手にした時にはもう、35歳になっていましたが、そのきっかけは、地芝居の義太夫でした。「生…
平成も28年となりました。八太夫会は、5年目の春を迎えました。新年、明けましてお目出度う御座います。本年も、共に稽古に精進いたしましょう。 今年は、「かたりもの」というものについて、もう一度考え直す年にして行きたいと思っています。それという…