稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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2018-01-01から1年間の記事一覧

旅するカタリと山伏祭文 第3回 平成31年1月26日(土) 

またまた、西荻窪忘日舎に、猪の法螺吹きがやってくる。 さて、そこでなされるひとつの「宣言」とはいったいなんなのか。歴史的な瞬間にあなたも、立ち会ってみませんか。ただし、共同謀議は、免れません。

よみがえる説経祭文の夜 in 国立ビブリオ

今年は、2回しかできませんでしたが、通算5回目となった「よみがえる説経祭文の夜」。20名を越える皆々様にお越しいただき誠にありがとうございました。満員御礼。 祭文松坂というのは、瞽女唄の中でも段物の物語を指します。日本庶民生活史料集成第17巻…

思いっきり楽しみました関西・九州ツアー

京都を皮切りに、大阪、九州の宗像へと足を伸ばした旅は、大変充実したものになりました。今回の旅をサポートしていただいた皆様、共演者の皆々様、本当に楽しかったです。ありがとうございました。 京都では旧梅棹忠夫邸をギャラリーにされている「ロンドク…

山伏祭文西国行脚、秋の旅

京都・大阪・福岡と三カ所を廻ります。 最終日は、福岡市宗像へ 不知火浄瑠璃(しらぬいじょろり)ば語りましょうかい。 ~旅の祭文語りが歌い語る石牟礼道子の世界~ 日時:10月16日(火)13時30分開場 14時開演(~15時30分) 場所:多禮公民館 出演:渡部…

怪しい山伏は大阪へ見参

10月の説経祭文は、大阪に参ります。またまた、賑やかにチンドンやります。パンソリとの競演も、見逃せませんよ。それに、「鬼桃太郎」は、日韓合同になりそうですし・・・乞うご期待。

追悼 石牟礼道子さん 説経祭文の旅 in 九州

石牟礼さんが出演された晩年のテレビ番組を見ていて、感じたことは、「みっちん」に戻っていくのだなあということ。お顔が、子供の頃になりたかったという狐に似てきました。そこで、今回は「みっちん」を探そうと、密かに思っていたのでした。みっちんの見…

また蘇ってしまった説経祭文 in 国立ビブリオ

真夏の暑い夜を震撼とさせようと思っていましたのに、急に秋めいてしまって、拍子抜けでしたが、早い夏は、やはり早く終わるもんだと、少し安心しました。 さて、昨年に引き続き、説経祭文の実験的企みはまた、国立のギャラリービブリオにお世話になりました…

また蘇る 説経祭文の夜 いよいよ

異常に暑い夏を、少しだけ冷やします。8月18日(土)18:00より、国立ギャラリービブリオに御参集ください。まだ間に合います。予約は、ギャラリービブリオまで。042-511-4368 説経祭文「信徳丸一代記」継母呪いの段 作画は、渡部萌。八太夫の末娘が描き…

旅するカタリ 9月九州巡業 お知らせ

プロジェクト8マン企画。9月2日より、「旅するカタリ」は九州にお邪魔いたします。日程は、以下の通りです。九州の皆々様、宜しくお願いいたします。 9月2日(日) 福岡県福津市 於 うらんたん文庫 17:00より 演目 苦海浄土 山福朱実さん末森樹さんチーム…

旅するカタリ2 in  忘日舎

旅するカタリ《山伏祭文と文学と》の第2回目は、物語の渚。海をバックに、石牟礼道子作苦海浄土より山伏祭文「九竜権現」を、また後半は、妄犬日記の一部と、姜信子書き下ろし現代説経「百合若大臣異聞」をお届けしました。百合若大臣は、この一週間の突貫工…

八太夫会 浴衣復習で暑気払い

台風12号のために順延とした浴衣会を稽古場千年文庫で開催。三味線のメンテを頼んでいる欅屋(大谷)さん1名がお客さん。たぶん懲りたのではなかろうか。(写真手前)長時間、ありがとうございました。 番組1番は、久保嶋奈美 長唄末広狩(初のタテ) 最…

旅するカタリ 山伏祭文と文学と  第2回目

西荻窪「忘日舎」での企画第2弾のお知らせです。石牟礼道子氏の世界「苦海浄土」・・・大作ですからおいそれとはいきませんが、ここに描かれた神々を、山伏祭文によって、少しずつ立ち上がらせていきたいと考えています。 「第一部苦海浄土第4章天の魚(イ…

旅するカタリ 山伏祭文と文学と 「現代説経集」出版記念公演

西荻窪駅近く、知る人ぞ知る本屋さん、「忘日舎」。定員は多くても12名と小さい会場ですが、店主の好みで偏った本が、ぎっしりと並ぶその空間は、我々のような異端でマイナーな者どもには、最適な空間です。そうして、お集まりいただいた奇特な皆々様方と…

またよみがえる 説経祭文の夜

また、蘇る。なんて、まるでゾンビです。私もだんだん、そういうものになってきたような気がします。今年も、国立ビブリオにホラ貝がこだまする。第一夜のお知らせ。

渦41、波高し

やっぱり、今回もまた苦い思いを噛み締める「渦」でありました。芸の道は、一目瞭然でありますから、仕方のないことでありますが、特に本日の「伝渦」のメンツの恐ろしいことといったらありません。どうして、この日に、並ばされるのか・・・やばいと思って…

ピンチヒッター背番号8番 渡部八太夫

自分の舞台は、死んだとき以外は、絶対に穴をあけない。と誓っている。私の芸道がその穴からのスタートだったからだ。そして、人の空けた穴は、率先して埋める。これが、案外に芸の足しになる。なぜなら、多分、その穴は、既存のものでは、なかなか埋まらな…

姜 信子『現代説経集』(ぷねうま舎)刊行記念イベント「旅するカタリ」

何が、どうなるかは、その時にならないと、分かりません。確かなことは、何かアナーキーな企てが始まるということだけです。何が、降りてくるのかは、私たちにも・・・ 6月2日、西荻窪に妖しい空気が漂う。 twitter.com

現代説経集 姜信子

今月、4月の下旬には、ぷねうま舎から、姜信子の著作が出版される。 「現代説経集」 日本は、明治以降、ずっとへんてこりんな狂った世界だ。江戸時代より以前が、諸手を挙げてとっても良い世界だったと思っているわけではないが、どっちが人間的に暮らせた…

また、下北沢で法螺貝が鳴る 渦41

渦40で冷や汗かいたのに、また懲りずに、渦41に参加。5月3日(木)昼の部13:00から。連休初日は、下北沢の「しもきた空間リバティ」までおいでください。今度は、浪曲の玉川奈々福さんと一緒です。演目は・・・鋭意制作中・・・

久しぶりの授業 浄瑠璃モチモチの木

学校に招かれて、説経祭文や浄瑠璃を演ずるということは、時々あるけれど、授業というのは久しぶりだ。演ずるのは、一方通行的なところだが、授業はそういうわけにはいかないので、それなりに手管がいる。特に小学校は難しいと、いろいろ、悩んで考え抜いた…

八太夫会 新年 お弾き初め会

恒例の八太夫会新年弾き初め会が、恙なく開催されました。本当に、恙なくというやつです。年々歳々、多少の入れ替わりがありながら、途絶える事無く続いていることは、本当に、稀なことだと思っています。その上、今年は又、新弟子を迎えて、より華々しく年…

尾崎紅葉作 鬼桃太郎

え?なに?鬼桃太郎?って何よ?尾崎紅葉がそんなもの書くの? 幼年文庫かあ。知らなかったな。どれどれ。ほお、くだらないねえ。中身もなにもあったもんじゃないね・・・そう、中身はないようだが・・・なんだか・・・節に乗るか?・・・えええ?・・・不思…