能登半島地震での在日韓国人の被災状況を調査するために、「こぎつねの森の家」の辛淑玉(シン・スゴ)氏は2月に現地入りされました。百年芸能祭関西実行委員会では、この活動を支援するための、浪速区大国町の社会福祉法人「ピースクラブ」のご厚意により、完全投げ銭制の百年芸能祭を開催させていただきました。十万円を超える義援金をいただきましたことに、深く感謝申しあげます。
最初に、辛淑玉氏に現地調査の報告をしていただきました。大変大きな地震災害であるのに、政府等の救済対応がおざなりであることや、社会的マイノリティーが、ないがしろにされ、ますます生活に窮していることがうかがえました。この百年芸能祭が少しでも、役に立てればと祈るばかりであります。
さて、今回の芸能祭は、またまた新らたな賛同者が、集まりました。まずは、最近、お近づきになった「たけ楽団」の岳(たけ)ちゃんと一二三礼さんのユニットで、「桟敷の詩人」の歌から、特におじいちゃんの「終わらない歌」がぐっときましたので、紹介しておきます。
二番手は、われら、百年芸能デラックスバンドです。ピヨピヨ団のメンバーがだんだん増えてきて、ピヨピヨ団(7名)アカリトバリ(2名)+横ちん(1名)の10名になってデラックス(?)と呼ぶようになりましたが、今回はなんと、待望のサックスをつけていただきました。Sing Masa氏です。これで計11名。いやあ、サックスはいいねえ!ああ、忘れちゃいけない、辛淑玉氏もピヨピヨダンサーズの仲間であった。合計で12名。
そして、今回、初めてお逢いしたのが、「宮城(ナーグシク)善光(ヨシミツ)」氏、
超かっこええねえ。しびれたわ。「琉球には雪は、必要ないよ。人殺しの軍事基地はいらないよ」と歌う「沖縄に降る雪」。あそこは「琉球」だよ、日本ではないよ。
最後に、沖縄民謡からアリランまで、会場の皆さんと躍りまくったから、本当に「奉一切有為法躍供養也」になりました。本当にありがとうございました。