稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

説経祭文 三庄太夫 第十回目 4月11日(月)

4月は、説経祭文三庄太夫の第10段目。8段目で安寿が殺されて、9段目からは厨子王丸の逃避行となり逃げ込みましたが逃げ込み、お聖様に匿われますが、三庄太夫一族郎党が追ってきます。国分寺に逃げ込んだとにらんだ一行は、寺中を探し回りましたが、ど…

説経祭文 三庄太夫の夜 第九回

すっかり春ですね。あたたかくなり、ほっとしていますが、花粉が気になる季節でもあり、一難去ってまた一難。そして、若干衰え気味の新型コロナではありますが、最近、段々と身近の人々にも難が及び、本日のお客様は3名という次第。ゼロでなくと本当に良か…

「モノ」語りは増殖する PART2 開催中

今、リアスアーク美術館の「被災物」との対話は、深江橋「ふうら」から、新町アートギャラリーRegaloに移動して開催しております。 本日3月11日は、東日本大震災の11年忌の供養として、「被災物」とその増殖した物語の前で、エビス舞を奉納し、念…

説経祭文 三庄太夫の夜 第九回

先回の2月には、残念ながら、安寿姫が、三郎の火責めで亡くなりました。1月の第七回から、この物語の時間は全然進んでおりません。ずっと1月16日のままです。この日は、藪入りの日であり、閻魔大王の縁日ということになっていて、この二つのことが七段…