まさに、粘菌のように、その菌糸を無限に伸ばし続ける、その伸びた先が、また中心になって、新しい祭が生まれる。関東大震災101年目の今年は、勿論、いつでもどこでも百年芸能祭が執り行われているのだけれど、関西地区の9月強化月間に、毎週関連する活…
9月21日からの集中豪雨の為に、輪島・珠洲でまた被害が出た事は、本当に残念です。現地に入って見てみると、単純に自然災害が重なっただけではなく、まったく進んでいない片付けや、復旧が、原因となっている場面を目にした。それは、瓦礫が排水溝や川に…
八百比丘尼の話は、小浜が有名ではあるが、日本各地に非常に沢山残っている。かつて、その痕跡を探して、旅をしたことがある。東京に居た時には、青梅の塩舟観音がそれだったし、新潟の弥彦山の海側にも八百比丘尼の松とかいうのがあって捜索したことがある…
声、もしくは音、というものは、震動であるから、閉じ込めることはできないと思う。この宇宙開闢のビックバンの声もしくは音は、未だに、この宇宙の淵で鳴り響いていて、それを宇宙マイクロ波背景放射という。そんな遠くにいかなくても、地層の褶曲をみれば…
どうしても、9月1日でなければならないことがある。関東大震災の時に、「朝鮮人だから」と、殺された人々のことを忘れないということだ。植民地主義は、人間を見下して、その尊厳をかえりみない。百年前の朝鮮であり、今のパレスチナだ。そんな人間になり…
大会本部声明 みなさま 9月1日百年大芸能祭<語り>編は、明日午後二時より予定どおり開祭いたします。 ただ、残念ながら、東京から参加の浪曲師玉川奈々福は、東海道新幹線運休の可能性が限りなく高く、今回の来阪は見合わせることとなりました。 出演が2組…
台風10号大接近のため、9月1日の開会式(於イサオビル)の開催が危ぶまれております。 9月1日午後2時から、大阪本町イサオビル 2024年第二回百年大芸能祭開会チンドン併口上 旅するカタリ&ケセランぱさらん 京城1923 中川圭永子&社納葉子 西…
釜ヶ崎の夏祭り参加の夢は、昨年、台風の為にあえなく吹き飛ばされましたが、今年は、トップバッターを仰せつかり、高校野球も休むという、くそ暑い14:00ジャストから、勤めさせていただきました。 さすがに、この所、場数を踏んだので、流れも良く、制…
大熊ワタル氏が奈良のゆやんたん文庫に宿泊されたので、行基菩薩の前で、フラッシュモブをやろうということになりました。突然の提案でしたが、ピヨピヨ団DX+支援者にも駆けつけいただき、約40分ぐらいでしたが、行基菩薩の御加護の元、勤めさせていた…
聖和教会でのLOVE&PEACEでは、いろいろなパフォーマーが、一日、入れ替わり立ち替わり、演奏したり、躍ったり、とにかく賑やかで楽しい。ピヨピヨ団の出場は二回目。今回は出演者が多いので、場内は満員状態。ただでも暑いのに、熱気むんむんでした…
酷暑、酷暑、酷暑。世も末だ。といいながら千年も経っている、この末世にも、どこからともなく、爽やかな風が吹く。パラム、パラムっていう感じのイ・サンウン氏との時間でした。 第一日目の大阪吹田市での公演の衣装が、可愛かった!!!これは、デビュー曲…
百年大芸能祭は、9月1日から一ヶ月間を、百年芸能祭月間として、全世界的に、賛同参加を呼びかけています。関東大震災百年から始まる百年祭なので、9月に開催ですが、別に9月にこだわることはありませんので、いつでもどこでもだれでもひとりでも、「百…
本業の人形浄瑠璃の稽古の週と二本の本番(山椒太夫・信太妻)の週が連続した上に、飛び火した百年芸能祭が四つ、その練習がふたつ。GAZAに関する集会が二つ。それから、新しい企画(今年の百年大芸能祭)の仕込み開始など。そして、最後の30日は、葛城山…
能登半島地震での在日韓国人の被災状況を調査するために、「こぎつねの森の家」の辛淑玉(シン・スゴ)氏は2月に現地入りされました。百年芸能祭関西実行委員会では、この活動を支援するための、浪速区大国町の社会福祉法人「ピースクラブ」のご厚意により…
2月に東京でご一緒した大熊ワタル氏から、4月に関西に行くので、何かできないか?という話があり、やろうやろうと場所探しをしているうちに、メタモルホールが候補に挙がり、今度は、金滿里氏が、大熊ワタル氏に「ウサギのダンス」をリクエストに出すとい…
東京公演の初日は、「被災物-モノ語りは増殖する」(かたばみ書房)刊行記念イベントが行われました。この「本」(ほん)は、まさに、我々が足で紡いできたモノ語りである。しかしそれは、あるひとつの断面にすぎないが、そこから、また新しいモノ語りが始…
昨年の百年芸能祭の正確な数は不明ですが、把握できただけでも50回以上は「百年芸能祭」を掲げた企画が開催されたようです。今年の百年芸能祭第一号は、大阪生野の聖和教会での「ちまたライブ」参加でした。イスラエルによるパレスチナ大虐殺に抗議して、…
2024年きのえたつ。関東大震災101年目が能登半島大震災で始まりました。亡くなった方々の冥福をお祈り申しあげるとともに、いまだに行方不明の多くの方々の一秒でも速い救出を願うばかりです。又、追い打ちを掛けるような、羽田での事故も震災関連で…
クリスマスの頃に、パレスチナの戦争犠牲者が二万人を越えたと聞いて、耳を疑った。有らざるべきコトが起きている。このとき、二万回念仏をしようと決意した。 六字念仏百回は約三分。二万回は約十時間。これぐらいのことは、しないではいられないと思った。…
関東大震災100年忌の締めくくりが、東京の千歳烏山だったことは、朝鮮人虐殺の記憶をまた、百年先に届ける為に、適所であったと思う。その烏山神社の「椎の木」に届けよとばかりの怒濤のライブ。尊敬すべき中川五郎氏のいわゆる関東大震災三部作と再び共…
2024年きのえたつ。百年芸能祭はこれから百年続けます。そのまた一歩。融通念仏というのがありますが、その一歩が、それぞれの参加者(主客一体)の数だけかけ算される。そうやって粘菌のようにはびこっていけば、いつかは「変わる」。表はいつか朽ち果…
関東大震災百年目の2023年が怒濤の如く過ぎ去ろうとしております。微力ながら、やれることはやったかな。しかし、これからの百年への狼煙をあげたに過ぎないので、ここでピリオドを打つわけにはいかない。ライフワークとしての「祭文」が、また新たな段…
2023年12月2日水俣百年芸能祭の初日は、百年座談会から。国家というものが自体が、犯罪組織であり、特定の個人のための搾取機関であることが、それぞれの百年座談の中で明確に浮き彫りにされた。しかも、どの百年も、その根本は奴隷的な資本主義・植…
残念ながら中止となりました。
ようやく、涼しく秋らしくなりました。山はキノコ盛りですが、百年芸能祭も益々増殖中です。東京百年芸能祭の粘菌がじわじわと日本を侵食するのでした。 第一日目は、2年ぶりの「ギャラリービブリオ」での「旅するカタリ」の開催でした。コロナを生き延びて…
美術を評する力は私には勿論無いが、乾真裕子の作品は私には、肉弾的パフォーマンスとして、美術というより芸能に見える。上の写真も作者自身の変態である。 彼女は最初、「葛の葉」について聞きたいと尋ねてこられた。その時には「竹取物語」という奇妙な映…
10月は東京を襲撃いたします。 第一日目 10月27日 旅するカタリ 東京国立 ギャラリ-ビブリオ 19:00開演 要予約 第二日目 10月28日(土) ケセランはちらん 午後1時から 三鷹市野崎 スペースはちのこ チンドン訪問 夜は、 東京駒込 東京琉球…
「いのちはびこる」粘菌的増殖が一段と活況を帯びた。そんな一日だった。 朝、七時には奈良を出発。なにがあるか分からないから余裕をもって出かけたが、8時には「いくのパーク」に着いてしまう。プログラムに無いあることをどうしてもしなければならないの…
さあ、いよいよです。百年芸能祭の狼煙が各地で上がっています。奈良の天理でもあげてきました。「十五円五十銭」を語り継げ。 youtu.be 百年大芸能祭 2023年9月2日(土) 於 生野パーク
東海道本線高槻の駅前に「南風楽天」というお店がある。演奏していると、電車が通っていくのが見える。ここで、百年芸能祭が行われた。呼びかけ人は、横ちんこと横江邦彦氏。以前、松田くばくさんとのコンビで、京都のパラダイスガレージで百年芸能祭を開い…