稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

阪田清子展 in スペースふうら 閉幕

大阪深江橋スペ-スふうらで8月11日から10日間開催された、阪田清子展が終わりましたが、その「舟」の記憶は、おそらく消えることがないと思います。そして、その「舟」から鳴動する無数の声を、集め、増幅し、拡声する装置が私だったと思います。そし…

夏休みの工作はこれだ!

ケセランぱさらん音曲パラダイスショ-の太田てじょんさんと、ふかじゅんさんの、手作り楽器シリーズは、大人でも面白い。先回は、手作りチンドンの巻に始めて参加。今年は、なんと、「サクソフォン」だというので、興味津々出かけた。 とにかく感心するのは…

金時鐘氏曰く、「当事者意識が一番重要」

金時鐘作長篇詩集「新潟」に触発されて造り出されたアート作品、阪田清子作「ゆきかよう舟」、なんとも奇妙な作品である。この作品は、8月21日(日)まで、大阪深江橋の「スペースふうら」で観ることができる。 はじめ、詩集のテキストの上に塩の結晶を置…

説経祭文三庄太夫 十三回目

いよいよ、長丁場の三庄太夫も一年かけて終盤に辿り着きました。生き別れた母親との対面の場所は、佐渡島「親子対面」とも「鳴子ひき」とも言われる有名な段がこれです。 「安寿、恋しや、ホーヤレホー」はここから出ています。 さて、酷暑並びに、コロナ全…

三庄太夫 第13回 8月7日(日)

説経祭文三庄太夫の連続公演13回目。今回からは、厨子王転じて、出世をとげた梅津小太郎有俊(うめづこたろうありとし)が主人公として大団円に向かいます。いわば、あと3回分は、後始末というわけです。国司としてまず、佐渡に着任です。佐渡島に売られた…