稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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説経祭文が難波にデビュー

江戸生まれの「説経祭文」は、名古屋に伝わって甚目寺の「源氏説教節」になりました。その系統が広島にまで伝わって、「眺楽座」になりましたが、いったい大阪で、「説経祭文」が演じられたことがあるのかどうかは不明です。ひょっとして・・・前代未聞のことであったのかも。

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いちばんうけたのは、デロレン祭文だったかもしれません。

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説経祭文山椒太夫骨拾い段

解説・絵解き:姜信子 (作画:山口愛

三味線弾き語り:渡部八太夫 

笛・太鼓:花井光雄

ミュージックソー:太田テジョン

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即興チンドンばんど「THEチンドン祭文」(本邦初公開)

左から 銅鑼・太鼓:姜信子 三味線・唄:八太夫 

    二胡:太田テジョン 笛:花井光雄

    ひょうたん(波音)深田純子

「ちんどんショー」と題した中身は、お座敷遊び唄の連発。「ストトン節」「チンライ節」その外。写真は、お別れの曲「海上節」

この会場は、大阪市西成区通天閣のすぐそばという大阪らしい街でした。近くに猫塚があり、お参りして来ました。

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お陰様で、無事に勤めさせて戴きました。ありがとうございます。

今回の企画に当たっては、アムシーミュージックオフィスの稲本直氏にご尽力いただきました。さらに翌日には、和歌山県紀の川市にまで御案内いただき、下鞆渕という村で新しい出合いを作っていただきました。返す返すも御礼申しあげます。大阪、和歌山の皆さん、今後とも宜しくお願いいたします。

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 ケセランぱさらん+八太夫 憧れのちんどんに参加できたのも大きな収穫でした。

(呼び込み風景)