今年は、どういう風の吹き回しなのか・・・仕事が説経祭文の方に向いています。昨年から取り組み始めた、古説経正本のテキスト化が停滞している分、説経祭文のテキスト化が随分と進みました。説経祭文「三庄太夫」は、七段目「宇和竹恨みの段」で停まっていましたが、気合いを入れて、ようやく36全段をアップすることができました。
かたりもの八太夫会/web千年文庫:説経祭文の部屋をご覧下さい。
七段目で終わっていたのは、取りあえず、新潟市民大学で演ずる為に「宇和竹恨みの段」のテキストを確定する為だったからですが、今回は、この「宇和竹」の様に、「祭文」特有の筋立ての段は無いかなあと読み進めたのでした。順番で候補になるのは、23段目「国分寺」ですが、それよりも祭文らしい所は、27段目「骨拾い」です。8月6日(土)の新潟市「北書店」で披露する予定です。是非、原文をご覧下さい。