稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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新春「さまよい安寿」オープニングイベント

屋敷妙子「さまよい安寿」原画展のオープニングイベント第一夜「なにかが道をやってくる」 於馬喰町ART+EAT 新春早々のご来場、誠にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。思った通り、とんでもない舞台になりました。

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まずは、新春を言祝ぐちんどん屋が出動(クラリネット:今村純子)

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次に絵双紙の読売が出ました。(読売:山口愛

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第一部は浪読「八百比丘尼の話」玉川奈々福・堀川久子・渡部八太夫この黒い三人組を見た方が、「八咫烏組?」とつぶやいたとか・・・説経三味線での「浪読」に初挑戦する玉川奈々福と、浪曲師に初めて三味線をつける八太夫との探り合いと、その狭間で踊る堀川久子。正月早々、こんなぞっとするような出し物でよかったんでしょうか。

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中入りの「占い」が繁盛・・・しすぎて、第二部がなかなか始まりません。              f:id:wata8tayu:20170108143510j:plain

屋敷妙子画伯と、謎の占い師。尚、会場では、原画即売を行っております。原画展は2月4日のエンディングイベントまで開催しておりますが、販売は早い者勝ちですので、お早めにご来場下さい。詳しくは、ART+EAT(03-6413-8049)まで

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説経祭文「三庄太夫 骨拾之段」 安寿の霊が現われる場面。写真ではよく分かりませんが、例の弓を使う奏法の場面です。堀川氏に十分踊っていただこうと、いつもの倍もやったでしょうか。撥を持ったり、弓を持ったり、その後は、竹棒で叩いたりと大忙しの曲です。

第二夜「哀しみは嵐になる歌になる」は、2月4日(土)午後3時開演。昼の部ですので、どうぞお出かけ下さい。

次回の演目は、姜信子の語り「こよなく愛する~愛護の若~」八太夫の説経祭文「三庄太夫 宇和竹恨之段」そして目玉は、屋敷妙子画伯と姜信子の対談です。乞うご期待。

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「平成山椒太夫」も好評発売中。