稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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説経祭文三庄太夫の夜、第四回目

さて、非常事態も明けて、晴れて10月となりますでしょうか。説経祭文三太夫は第四回目です。10月11日(月)・・・おお、休みかあ?と思ったらさにあらず・・・体育の日だかスポーツの日だか、どっかに消えたらしい・・・まあ、それはおいといて、次回の三庄太夫は、売られた安寿、厨子姉弟が、いよいよ丹後由良の三庄太夫の元に買い取られた所からです。「名付け」「別れが辻」「柴勧進」の三場を語ります。

 安寿は、家の恥辱になるので本名を名乗りません。そこで、太夫は出身地を聞きますが、厨子王が忘れたと答えます。安寿が、里は「信夫」と答えましたので、安寿は「信夫」、厨子王は、「忘れ草」と呼ばれることになりました。

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