稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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水俣浄瑠璃(みなまたじょろり)in スペースふうら

旅するカタリ(姜信子×渡部八太夫)と、ケセランぱさらん(太田テジョン×深田純子)がガッチリと組んで、新たな浄瑠璃じょろり)の世界を創り出す新企画。ざーざーぶりの雨のにもかかわらず、予想以上の大入りで、大変有り難う御座いました。満員御礼!!!

第1回目は、石牟礼道子作「水はみどろの宮」より姜信子翻案、副題が、「なつかしい樹下の物語」

千年前から、「ごんの守」は、世界の掃除をしているという、今現在も、ひそやかな掃除が続いている。「六根清浄、六根清浄」・・・五感+意識=六根・・・

腐れ果てているこの世界を清める物語に込められた、石牟礼道子の願いを語り継ぐ。

阿蘇山噴火の場面

 

ケセランぱさらんの二人の演奏により、新しい語り物ができました。もう、祭文とも浄瑠璃とも言いようがないので、やっぱり「じょろり」というしかないかなあ。

動画は、以下のリンクからご覧ください。

youtu.be

2回目は、9月2日(土)生野パークで実施される「百年芸能祭メインイベント」の中で、くるみざわしんじ作「鴨居」を浄瑠璃仕込みでお届けする予定です。この作品は元々、満蒙開拓団に関する演劇台本ですが、作者のご厚意により、浄瑠璃化させていただきました。こってりと創りあげたいと思います。