稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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一年ぶりの東京公演

昨年の7月4日、5日に東京に行ったのが最後。西荻の忘日舎と神保町のチェッコリでの公演でした。コロナ的には、その時分よりさらに事態は悪化。こうなると、人災以外のなにものでもありません。この間にコロナ及びコロナに関連してお亡くなりになった方々のご冥福を祈らないではいられません。あまり報道されませんが、列車の人身事故が多くて、胸が痛みます。

 さて、そんな中ですが、オリンピックは当然中止となっている頃に、東京に参ります。7月30日(土)は、東中野ポレポレ座で、中川五郎×姜信子往復書簡「路傍の反骨、歌の始まり」出版記念公演(夜7時開演予定、詳しくはポレポレ座03-3371-0088まで)。7月31日(日)は、昨年、とうとうやれなかった国立ビブリオに久々の見参。

 これまで、ビブリオでは古典的説経祭文を聞いていただいてきましたが、石牟礼道子の不知火浄瑠璃(しらぬいじょろり)の世界にシフトチェンジ。石牟礼道子さんからもらった供養のバトンを、祭文として、音にして、鳴らして、語り続けることが、拙い山伏にできる唯一のことと思って、この間も、水俣に行って参りました。その報告も少しさせていただこうと思っております。それぞれ、お席にかぎりがございます。お早めにご予約ください。

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