5月20日、いよいよ明日です。
今回の芸能祭では、「鎮魂」と「供養」ということを深く思うのだが、そもそもライフワークの「説経」自体が、四百年も前から、鎮魂と供養の為の物語だったのだと、改めて気づかされた。そして、新しい神を立ち上げて、物語を語り継ぐことが、供養そのものなのだと、つくづく思う。中世においても、近世においても、近代においても、現代においても、残念ながら、この世というもでは、供養しなければならない魂がなくなることは無いようだ。ならば、現代には、現代の説経が、現代には現代の神が必要だ。それを、行うのが、私の仕事なのだと確信する。
今回は、二百年前から、
①シュレージェンの織工(1844年 ハイネ作詩 船津健訳)
②標準語励行の歌(昭和14年 石垣島小学校行進曲)
③骨のうたう(竹内浩三 作詩)
④腰まで泥まみれ(1964年 ピート・シーガー 中川五郎訳)
⑤くまのプーチン様(2022年5月 宮尾節子 作詩)
⑥謎の鳥生(2023年2月 高橋英照 作詩)
⑦生活の柄(高田渡 作詞作曲)
最後に、百年芸能祭のテーマソングにする
No human No cry (ボブ・マーリーのNo worman No cry の替え歌 作詞 姜信子)
を、横ちんさんと合唱の予定。