稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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百年芸能祭@水俣

2023年12月2日水俣百年芸能祭の初日は、百年座談会から。国家というものが自体が、犯罪組織であり、特定の個人のための搾取機関であることが、それぞれの百年座談の中で明確に浮き彫りにされた。しかも、どの百年も、その根本は奴隷的な資本主義・植民地支配に代表される「貪欲」に集約される。即ち「在日の百年」慎民子、「東北の百年」山内明美、「水俣の百年」葛西伸夫。そして、その犯罪者たちは、残念ながら現在も脈々と生き続け、なお一層、その狂気の牙をむき出しにして、人々を食い物しているのである。ウクライナパレスチナも、対岸の火事ではなく、現に我々は、この国の奴隷とされているのに気がついていない。そこの若者よ、あんた、奴隷なんだよ。

 それで、いいのか?

と問いかけるのが、百年芸能祭なのである。

この座談会の詳細は、「百年芸能祭タイブロイド新聞第三号」に掲載予定。乞うご期待。

12月3日 二日目は、恒例の「乙女塚供養」から、今回はプンムル隊が参加したのでとっても賑やかになってよかった。

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砂田エミ子さんに必ず聴いていただかねばならない「起ちなはれ」

三味線のトラブルが多いので、今回から、太鼓で語ることにしてみました。

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午後からは、親水公園で一切有為法、鳥獣虫魚山川草木、すべての供養をしてから、初めて、相思社の周辺をチンドンで賑やかしをすることにした。これが予祝である。私だけでは、供養で限界だが、ピヨピヨ団になれば、「予祝」までできることが本当に素晴らしいと思う。

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さて、夜の百年芸能祭本番は、地元のミュージシャンも大集合していただき、さらにバラエティーに富んだ芸能祭になったことは、偏に、主催の永野三智さんのお陰であります。感謝!その中でも、特に素晴らしかったのは、若夫婦の「FUNKA」チームだった。

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今年の「浄瑠璃」(じょろり)は、坂本きよ子さんの話「きよ子桜」。坂本きよ子さんの妹のきみえさんも聴きにきていただき、大変ありがたかったです。

水俣百年芸能祭 苦海浄土浄瑠璃(じょろり)きよこ桜 - YouTube

そして、最後は、来場者全員で躍りまくる熱狂!これこそ、現代踊り念仏!

THE 百年デラックス水俣BAND

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ものすごく濃い二日間でした。三日目は、開店したばかりの「カライモブックス」で、ぼけーーーーっとさせてもらいました。石牟礼道子氏の家です。

又来年、参ります。