かたり・三味線教授いたします。
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メロンパス展 NSG美術館(新潟)お知らせ

ちょっと、不思議な物に、取り込まれました。

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昨年、柏崎市髙柳での猿八座公演の折りの話し。髙柳は芸術で村興しの活動をしており、空き家を活用したアトリエを提供したり、作品制作を支援したりしている。その長期滞在者の画家がメロンパス(本名 足立知仁)氏であった。そして、多分村の中で一番若いので、いろいろの雑用も申し受けるわけで、猿八座公演の雑用も手伝っていただいた。そんな縁もあり、彼の作品に触れる機会があったわけだが、いわゆる「芸術」のことはさっぱりなので、実は私は「絵」ではなく、添えられていた「文」にひっかかった。申し分けないことだが・・・

 

ガーリィ如意輪菩提和讃 メロンパス作

 

「がんばればいつか願いはかなう

幸せか不幸かは自分次第」

というのは

その裏で不幸になっている人から目をそらして

自分だけが平気で幸せになれる人間にしか当てはまらない

 

勝つ者の陰には負ける者が

得る者の陰には失う者がいる

何かを手に入れるということは

他の人間が、それを得る可能性を奪うということだ

 

お金のため、恋のため、仕事のため

受験や就職のため

思想や信念のため

人は、権利と幸福を奪い合って生きてゆく

 

すべてのつぼみが、花を咲かせられるわけではない

すべてのさなぎが、蝶になれるわけではない

すべての命のすべての願いが、同時にかなうことはない

それを悲しく思っていながらも

心のどこかで、自分だけは幸せになりたいと願ってしまう

 

やっぱりこの世界は失敗作だよ

神様

 

若いのに、なかなか、いいことを言うじゃないか。

「神」なんぞ、さっさとぶっ壊した方がいい。

そんなもんをありがたがっているととんでもないことになるぞ。

この世界を失敗作という以上の劣悪なものにしている。

彼の作品に登場する「ウミウシ」は、「守護者たちの意に添わぬ駒」であり

反体制、反既成、反常識を目指そうとする。つまりアナキストだ。

そこで、この若き芸術家を励まそうと思って、

即興でこれに節をつけて語ってみたのが昨年の9月末のことだった。

 

そのメロンパス氏の個展が新潟市NSG美術館で7月6日から8月25日まで開催されることになった。オープニングセレモニーは、7月5日(金)午後4時より。そして、冒頭にそのメロンパスの世界を、今様祭文で語ることになった。

メロンパスの絵が並ぶ中で、お屋敷ブラックホールに祭文が鳴り響く。恐ろしや恐ろしや。

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