稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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「語りの宇宙」スペースふうら 第2回目 

芸能の意味なんて、あんまり考えても仕方ないと言われるかもしれないが、その始まりは、カミを起こす、カミに届けるという動機があったと思う。カミとどうしたらつながることがことができるか?それは、単純に「振動」であると思う。地震も雷も、たいした振動だからね。それに負けないくらい、声を出すし、太鼓や銅鑼を叩く、ホラ貝を吹く、踏み鳴らす、即ちへんばいをする。とにかく、ドンジャン鳴らしてカミの振動を生み出すことが大事だ。そうしているうちに「共鳴」が始まる。カミと人間との。

近代国家がすり込んだ幻想を駆逐して、顔と顔、手に手を取り合える仲間内で本来の人間世界、即ち神を再構築しよう。これが、我らピヨピヨ団だ。だから、集まるとすぐにどんじゃんがはじまる。団員(神様になりたい人)募集中。

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口先案内人 姜信子:前半は映像資料を通して、修験と芸能の関係性に迫る

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怪しすぎる山伏八太夫による 宮沢賢治「原体剣舞連」 

さらに、「河原坊」をお聞きいただきました。

 

こんな時節にもかかわらず、お集まりいただいたのは、女性7名プラス内輪4名で11名でしたが、なんといっても女性が強い!男性上位などという空想は捨てて、女性にバトンタッチした方が世のため人のためとつくづく思いました。