稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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説経祭文三庄太夫 第11回 骨拾いの段

とうとう、ここまで来たかあ!というこの日。実は、この段は、早くから絵解きとして作って、公演してきた段でした。2016年の初演以来、6年間で8回も演じています。その上、初の大阪公演、2017年8月4日、大阪西成KAMAPUB たんぷーりでの演目でもあるこの段は、大変思い出深い段であり、絵解き本まで作ったのは、この演目だけです。

 説経祭文特有のストーリー展開で、お聖様が、安寿の骨を拾い集めて射ると、幽霊の安寿がお礼に現れる・・・

作画は、山口愛さん。彼女の絵の力で、またまた、引き寄せられてしまいます。

今回は、三庄太夫15段の中で、唯一、絵解きで語らせていただきました。以下のリンクでお楽しみ下さい。

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さて、あと残すところ4段分。第12段は、厨子王の出世物語。「朱雀拾上」と「参内」の場をお届けします。まだまだ、紆余曲折ありまっせ。次回は7月10日(日)。選挙を済ませてご来場下さい。