いったに何が起きるのだろうかと、密かに期待していた「百年芸能祭Ⅳ in Paradise Garage」。やはり、化学的反応やら、粘菌的増殖やらが起きて、百年先まで、共鳴させ続けるエネルギー = 「祭りパワー」なるものが、唸りをあげたように思えた。かつて南三陸の「蔵王権現の欅」の前で起きたような・・・あの神との合一がまた訪れた。そして、こういう瞬間を生きることが、即ち、「鎮魂」であり、「予祝」であるということを実感するとともに、これは、特別のことではなく、日常的に再現して行かねばならないことなのだと思った。素晴らしい機会を与えて下さった、横ちんこと横江邦彦さん、Paradise Garageのマスターに感謝申しあげます。
そうして、集められた喜捨は、以下のようにAARを通じて、トルコ大地震の支援に寄付させていただきました。謹んで御礼申し上げます。
さて、横ちんとの出会いは、昨年の「被災物展」の時に、初めて聞いた「つながった世界」である。一度聞くと、耳に張り付く「つながったせかい」
今回、初披露の曲目は、「No human no cry」
ボブ・マーリーの「No woman no cry」の替え歌。姜信子作詞。百年芸能祭のテーマソングとして作られた。が、これで、完成というわけでなく、歌詞はそれぞれで、どんどん付け足すなり、変えるなり、変幻自在にはびこるべき性質を備えている。だから、その場でも変化するだろう。
でも、最高に乗ったのは、「バビロンシステムフォーリンダウン」だったかも。お願いしてエンディングにもっていって良かった。
百年芸能祭は、100年続きます。どなたでも、ひとりでも、歌っても、踊っても、書いても、読んでも、なにをしても、あるいは、なにもしなくても、百年芸能祭と思えば、それで、「鎮魂」と「供養」です。その際は、無断でどんどんやってください。公式ステッカーも自由にご利用下さい。
次回の百年芸能祭は、
6月10日(残席あり)
11日(満席)
また、京都でお会いいたしましょう。