6月23日に沖縄では、戦争犠牲者の慰霊式が各地で行われる。石垣では、山里節子さんが率いる「おばあの会」が、公式行事の向こうを張って、毎年心のこもった歌で、慰霊を行ってきた。今年、初めてその慰霊の日に、石垣の地を踏み。ピヨピヨ団として御霊の供養に参加させていただいた。
早朝の祈り。バンナ公園の慰霊碑にて。山里節子氏。
午後からは、大浜の公民館におおぜいの方々がつめかけて、歌や踊りで、まさに、「躍り供養」がなされた。これは、まったく、島だからこその慰霊会であったと思う。
平和祈願祀り ぬつぃがふ たぼーらる
~けーらんねーら 歌いじ 躍り 語らよーら~
参加者
新世節(あーらゆーぶし)(全員)
開幕チンドン(百年芸能祭関西実行委員会 ピヨピヨ団)
鷲ぬ鳥節 まみとー 繁盛節 とぅまた節 (張本直子 八重山商業高校 及び)
豊年のあやぐ 弥勒世果報(みるくゆがふ) (石嶺香織)
カンカラ三線 (いんやくりお)
あがろーざ (石垣舞 平良常子)
川平線風景 さよなら港 (友利青海)
ムックリ (川平やすお)
ギター弾き語り (向山富士子)
What a Wonderful World 白花びらのブルース アリラン (ピヨピヨ団)
ジャズボーカル 斉藤悌子 ダンス 牧瀬茜
あさどやゆんた 山里節子
本当の意味での、「一切有為法躍供養」とは、こういう声のことだとつくづくしみた。
鷲ぬ鳥節 踊り 玉城享子
夕方からは、公設市場のある「ユーグレナモール」で鎮魂チンドンパレードを実施
平和を訴える人々とはまったく逆に、石垣の自衛隊駐屯の状況は、益々悪化している。
私有地に、設置さてているPAC-3
子供だましだ・・・なんの役にもたたないどころか、標的にされるだけだ。
宿泊したホテルのすぐ近くの海辺。
山間部に建設された駐屯地。水源近くにあるため水質汚濁が心配される。
金儲けの為の軍事施設は、戦争がはじまったら、なんの役にもたたない。島民も守らず逃げてゆくのが見え見えだ。この国は、国民を守ったことがない。
だから、百年芸能祭は、呪いの狼煙を、あげ続ける。