稽古場:ゆやんたん文庫 奈良市敷島町
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五輪でなく音の輪を~謎のピヨピヨ団怪気炎~

この国は、かつてもだらしなく戦後処理も公害処理も原発処理もきちんとできていないが、それに五輪の輪をかけて、世界最高に恥知らずな国であることを、世界中の人々が知るだろう。「おもてなし」は「おはずかし」に終わるだろう。だが、ピヨピヨ団が負けな…

説経祭文三庄太夫第一段

久しぶりに「説経」とはなんぞやから始まった長期計画の「三庄太夫」全段通し公演。大阪は、本当に説経のご当地だと、つくづく思いながらの公演になりました。俊徳道あり、信太山あり、そして四天王寺。説経ネタに事欠かないのが大阪。開催場所の淀屋橋は、…

日韓語り物の競演 いよいよスタート 大阪 周(あまね)

五月スタートだった「カフェ周」の語り物シリーズがようやくスタートできそうです。まずは、6月28日(月)からパンソリ「水宮歌」完唱シリーズの第1回目がスタート。説経祭文「三庄太夫」全段シリーズは初日が7月12日になりました。 6月28日から毎…

一年ぶりの東京公演

昨年の7月4日、5日に東京に行ったのが最後。西荻の忘日舎と神保町のチェッコリでの公演でした。コロナ的には、その時分よりさらに事態は悪化。こうなると、人災以外のなにものでもありません。この間にコロナ及びコロナに関連してお亡くなりになった方々…

残念なお知らせ②

大阪淀屋橋カフェ周での説経祭文三庄太夫の公演は、5月スタートが6月スタートに延期されましたが、非常事態宣言延長に伴い、7月スタートに更に延期いたします。 延期の間に、着々と台本作成を進めております。現在、五段目まで完成。六段目を作成中。乞う…

水俣 トヨ子ちゃんのお弔い会

水俣病公式認定患者というくくりがあって、その線引きがおかしいと思うが、その第1号患者が八歳で亡くなった溝口トヨ子さんだという。相思社の仏間には、トヨ子ちゃんの遺影を持つ母女の姿が飾られている。その仏間に、毎日のようにやってくるのが、トヨ子…

屋敷妙子展 柏崎 游文舎

奈良から車で約8時間ぐらいかけて、新潟の柏崎まで行ってきました。折からの非常事態宣言中ではありましたが、40名を超える方々にお越しいただき、感謝に堪えません。 屋敷妙子画伯 オープニングイベントは、新潟日報の連載のお話から、「柏崎」が屋敷妙…

残念なお知らせ

度重なる、非常事態宣言は人災です。国は失策を認めて、あまねくすべての人間に、きちんと生活の保障をし、罹患者を少しでも収容できるように、オリンピック施設を開放し、オリンピックを中止しなさい。貧しい人々が苦しみ、金持ちだけが好き勝手にできるよ…

説経祭文が聴ける小屋 淀屋橋 周(あまね)

やっぱり、大阪ですね。説経祭文の段物を通しで聞きたいという注文が来ること自体が奇特ですよね。それが、淀屋橋のカフェ周(あまね)です。 八太夫のホームページの方でも紹介していますが、江戸後期に出版された説経祭文の正本は結構残っており、再現が可…

新潟柏崎 游文舎 開館13周年記念企画

游文舎の開館13周年おめでとうございます。その記念企画の中に、屋敷妙子画伯の展覧会「記憶の森」があり、5月1日から9日まで開催されます。 その初日に合わせて、「旅するカタリ」が参上いたします。 お近くの方は、どうぞお越しください。お申し込み…

竜宮がらみのふたつの話 牛頭天王島渡祭文 と 沈清歌

2021年4月、奈良の焼き菓子屋「まめすず」が新装オープンする。そのプレイベントが行われた。ここは、築100年の数少ない町家であり、なんとか残しながら、活用したいという人々が沢山集う場所でもある。私も、若干、この新装にかかわった。 この町家…

中川五郎さんがやってくる  は無期延期となりました。

残念ながら、再び延期となりました。 昨年の12月に延期となった 「中川五郎」トーキングブルースVS「八太夫」山伏祭文 は4月12日(月)午後6時から、深江橋スペースふうらにて 申し込みは、090-1223-7120(畑)まで。要予約。 18:00 ケセランぱさ…

2021年 旅するカタリ 概要

本当に先の見えない時代。計画しても、なかなかその通りにはできない時代ですが、それでも、次から次に計画だけは湧いて参ります。どれも、煮詰まっていませんが、4月以降の予定として、確定しているものを、メモとして、掲げておきます。 詳細決定次第、改…

東日本大震災からの10年を共に想う 語りと映像の会

旅するカタリは、震災後10年の想いを共に分かち合う「場」を開きます。 2021年3月13日(土) 大阪深江橋「スペースふうら」にて。 口先案内人 姜信子 14:0 0より 山伏祭文「ざわめくケガツ(飢渇)」渡部八太夫弾き語り (姜信子作『生きとし生…

新年おめでとうございます。

久しぶりにさむーーい新年を迎えました。奈良盆地は雪はありませんが、強風が吹き荒れています。皆々様におかれましては、ますますご盛栄のことと存じあげますが、皆々様のコロナ除けに、お祈り申し上げます。おんころころせんだりまとうぎそわか。

ライブは延期したけれど  in  周

「語りの宇宙」2020年の最終ライブは、残念ながら延期となり、予約していただいていた方々には大変、ご迷惑をおかけいたしました。 が・・・それだけでは収まらないので、出演者だけが集まって、只の忘年会に。 中川五郎さんと歌って遊べるなんて、なん…

「語りの宇宙」 最終回 延期決定

2020年の「語りの宇宙」を締めくくる大忘年会の予定だった12月13日(日)周での公演は、来春に延期となりました。大変残念ですが・・・コロナ蔓延の状況なので、ご理解ください。延期日程等は決まり次第、またお知らせ申しあげます。

語りの宇宙 in スペースふうら 第4回終了

毎日、はらはらですね。今日はいったい何人がコロナにかかるのか・・・ひょっとしたら自分か???営業自粛はいつ始まっていつまでなのか、大阪ではもうはじまりましたけれど・・・ しかし、祭文というものは、やるのも聴くのも供養ですから、やめるわけには…

2020年 語りの宇宙 最終回 in 周 12月13日(日)

様々な困難を乗り越えて、大阪での活動の記念すべき1年目が終わろうとしております。おかげさまで、延期はありましたが、中止をせずにこれまで開催してこれましたことを、感謝申しあげます。さて、最終回は、『トーキングブルース×説経ブルース「五郎と八太…

語りの宇宙 in スペースふうら 11月

コロナ禍の中ではありましたが、今年の計画は、結局すべて実施出来そうです。番外編もありました。皆様方のお陰で、今年一年無事に過ごせてこられたことに感謝申しあげます。スペースふうらでの今年の「語りの宇宙」は最終回です。 11月28日(土)午後三…

「語りの宇宙」in スペースふうら第3回 瞽女と祭文語り

前半は、「瞽女さんの歌が聞こえる」を鑑賞。 最後の高田瞽女、杉本キクイさんら3人の記録ビデオ。 「葛の葉」が流れて来ると、涙がでてくる。 キクイさんは、三味線も唄もいい。 瞽女さんのレパートリーと説経祭文の外題は共通している。 おそらく、道々、…

語りの宇宙 in スペースふうら 10月

10月31日(土) 3時~ 語りの宇宙を観る 聴く 語らう ◆~瞽女と祭文語りは同じ旅の空の下~ 「旅と風土と声が生み出す物語」 映像「瞽女さんの歌が聞こえる」 説経祭文「山椒太夫 宇和竹根の段」渡部八太夫 案内人・姜信子<参加費 1500円> ※山椒…

語りの宇宙 特別編 秋の大芸能祭

東北からの異人(まれびと)、大阪の異人(まれびと)を招いての特別企画は、「おわりを越えて めぐる命の はじまりのうた」というサブタイトルのつどいでした。東北大震災の復興という名の下で、無残にも埋め尽くされていく「かつての地面」と「記憶」。又…

「語りの宇宙」周 特別番外編 10月11日

大阪淀屋橋のカフェカフェ周での企画の番外編。 旅する異人(まれびと)たちの秋の大芸能祭 ~ おわりを越えて めぐる命の はじまりのうた ~ 10月11日です。 豪華ゲストを迎えての特別企画 午後3時より 第一部 ① 瀬尾夏美&小森はるか 映像作品「あたら…

熱狂 日韓 語りのビビンバ

毎日、毎日、暑いですね。そして、毎日夕立が来ます。夏らしいといえば夏らしい。昨年は、八尾の盆踊りや、東大寺二月堂の盆踊りを楽しみましたが、今年は中止でしたね。その腹いせに、みんなで踊りました。 youtu.be 三公本解(サムゴンポンプリ)は済州島…

「語りの宇宙」周、第二回目 日韓語りのビビンバ

告知が後手後手ですみません。猫のSUZUの対応に追われておりました。ムティアンの皮下注射で、一命を取り留めています・・・少量ですが自力で餌を食べるようになりました。 しかし、完治には今後80日近くの連続投与が必要とされています。という中です…

「旅するカタリ」は、当面遠征を中止します。

大変申し訳ありません。8月22日(土)には「旅するカタリ」忘日舎公演が予定されていましたが、無期延期とさせていただきます。というと、またコロナ自粛ですか?と言われそうですが、実はそうでは、ありません。 実は、初めて飼った二匹の猫うち、雌の「…

旅するカタリ in 西荻窪 忘日舎 8月

もう、7月もおわりですね。8月22日(土)は、またまた、コロナをかいくぐって、東京に「じょろり」が参ります。少人数ですので、ご予約はお早めに。

踊るカタリと物語るカラダ 牧瀬茜

牧瀬茜さんの踊りに感動して、共演を申し出てから3年越しぐらいだろうか。ようやく日程の遣り繰りがついたら、コロナ騒ぎで延期となり、ようやくの開催。この状況の中、沢山の方々にはご覧いただけませんでしたが、開催できただけで大満足でした。命がけで…

「語りの宇宙」スペースふうら 第2回目 

芸能の意味なんて、あんまり考えても仕方ないと言われるかもしれないが、その始まりは、カミを起こす、カミに届けるという動機があったと思う。カミとどうしたらつながることがことができるか?それは、単純に「振動」であると思う。地震も雷も、たいした振…